朝鮮半島有事を想定した定合同軍事演習「フリーダムシールド」を米韓が10日から実施する計画であることを受けて、北朝鮮国営の朝鮮中央通信は7日、「朝鮮半島に情勢悪化の暴風をもたらすだろう」とする論評を配信した。
同演習は定例で防衛的なものだが、論評は「米国と韓国の軍部ごろが今回の演習に、最近の戦争の教訓に照らして先端軍事要素を大々的に追加し、その侵略的・威嚇的性格を完全な攻撃型、実戦型に増幅させているのもやはり注目される」と指摘。
つづけて「米国が引き続き軍事的力の示威行為において記録を更新するなら、われわれも当然、戦略的抑止力の行使において記録を更新するしかない」として、何らかの報復行動に出ることを示唆した。