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北朝鮮国営の朝鮮中央通信社は27日、軍事偵察衛星打ち上げに失敗したと明らかにした。

北朝鮮は27日未明、同日午前0時から6月4日午前0時の間に人工衛星を打ち上げると、日本の海上保安庁に通達した。そして同日午後10時40分頃、北朝鮮から弾道ミサイルの可能性があるものが発射され、日本政府はJアラート=全国瞬時警報システムを発令した。

同通信によると、北朝鮮の国家航空宇宙技術総局は27日、平安北道(ピョンアンプクド)鉄山(チョルサン)郡西海(ソヘ)衛星発射場で偵察衛星「マンリギョン(万里鏡)-1-1」号を新型衛星キャリア・ロケットに搭載して打ち上げたが、キャリア・ロケットが1段の飛行中に空中爆発して打ち上げが失敗した。同局の副総局長が明らかにした。

失敗について、「新しく開発した液体酸素+石油エンジンの作動の信頼性に事故の原因がある」という結論を下し、「他の原因になりかねない問題点も審議する」と述べた。