北朝鮮の金正恩国務委員長(朝鮮労働党総書記)が4日、ベトナム社会主義共和国のボー・バン・トゥオン氏が同国の国家主席に選挙されたことに対して祝電を送った。朝鮮中央通信が伝えた。
前任のグエン・スアン・フック氏(68歳)は、首相在任中の汚職事件の責任を問われて1月の臨時国会で解任された。ボー・バン・トゥオン氏(52歳)はベトナム共産党の最高指導部に当たる政治局のメンバーのなかで最年少であり、世代交代が進んだ形だ。
金正恩氏は祝電で、「新たな高い段階に上がった両党、両国の立派な友好・協力関係が両国人民の志向と念願に即して今後、より強固になり、発展する」との確信を表明した。