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金正恩総書記が国家宇宙開発局を現地指導した。日時は不明。朝鮮中央通信が10日、報じた。

北朝鮮は5日午前、弾道ミサイルを発射した。翌日、国家宇宙開発局と国防科学院が「国家宇宙開発局と国防科学院は3月5日、偵察衛星開発計画に従ってもう一度重要実験を行った」と発表。2月27日にも偵察衛星開発のための実験を行ったとしている。

北朝鮮はいずれの発射についてもミサイルとは表現していない。宇宙開発と称しているのは、2017年11月以後に行われていないICBM(大陸間弾道ミサイル)級のミサイル発射実験を、近く行うためのカモフラージュである可能性がある。

朝鮮労働党中央委員会の劉進(リュ・ジン)、金正植(キム・ジョンシク)の両副部長が同行した。

同通信によれば、金正恩氏は「最近行った重要実験を通じて、航空宇宙写真撮影方法、高分解能撮影装備の動作の特性と画像データ伝送系統の信頼性を実証したことについて大きな満足の意を表した」という。

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まと同氏は、「偵察衛星開発のための活動は単なる科学研究活動や偵察情報収集手段の開発である前に、われわれの自主的権利と国益守護であり、堂々たる自衛権の行使であると同時に、国威の向上になる」と指摘。続けて「わが国家の戦争抑止力を向上させて国の戦争対処能力を完備するための急務であるこの事業は、わが党と政府が最も最重大事とする政治的・軍事的な先決課題、至上の革命課題である」と語った。

さらに、「軍事偵察衛星の開発と運用の目的は南朝鮮地域と日本地域、太平洋上での米帝国主義侵略軍隊とその追随勢力の反朝鮮軍事行動情報をリアルタイムで朝鮮武力に提供することにある」と言及し、「このために5カ年計画期間内に多量の軍事偵察衛星を太陽同期極軌道に多角配備して、衛星による偵察情報収集能力をしっかり構築するという国家宇宙開発局の決心をわが党中央は全的に支持する」と述べた。