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北朝鮮・平壌の3大革命展示館で11日から開幕していた「国防発展展覧会『自衛―2021』」の閉幕式が22日に行われた。朝鮮中央通信が23日付で伝えた。

「自衛ー2021」では、新型と見られる大陸間弾道ミサイル(ICBM)をはじめ、過去5年間に開発された兵器が展示された。北朝鮮は20日、展覧会でも展示された新型の潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射実験を行った。

閉幕式には、朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である党中央委員会の朴正天(パク・チョンチョン)書記が参加した。また、労働党中央委員会の劉進(リュ・ジン)部長と国防科学研究部門、軍需工業部門の幹部、科学者、技術者が出席した。

朴正天氏が閉幕の辞を述べ、「今日の展覧会が偉大な金正恩時代に大変革を遂げた国防工業発展の誇らしい総括であると同時に新たな強行軍の出発である」と強調した。

また、「朝鮮半島周辺の不安定な情勢の中でこんにち、われわれが最大に警戒すべき敵は自己満足と自賛である」としながら、「第8回党大会が示した国防発展戦略の目標を最短期間内に達成することでわが国家がとらえた軍事技術的強勢を絶対的で永遠なものにつくるべきだ」と述べた。