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北朝鮮の金正恩党委員長は26日、朝鮮戦争の休戦67周年に際して、武力機関の指揮メンバーに「白頭山」記念拳銃を授与した。朝鮮中央通信が伝えた。

白頭山拳銃とは、1970年代にチェコのCZ-75を模倣して作られた口径9ミリの自動拳銃で、銃身には金日成主席の直筆を模した「白頭山」という文字が刻まれていた。1980年代から、軍の指揮官が使う拳銃として採用され、現在でも広く使われているという。ただ、普段使うのはテテ拳銃(トカレフTT33)で、白頭山拳銃は保管用だったという。

(参考記事:【写真】北朝鮮軍の白頭山拳銃

今回授与された白頭山拳銃について金正恩氏は、「わが軍需部門の労働者階級が新たに開発、生産した」と述べた。拳銃には金正恩氏の名前が刻まれているという。

授与式には、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の朴正天(パク・チョンチョン)総参謀長、軍種および軍団級単位の指揮官、保衛局長、国家保衛相、社会安全相、護衛司令官、護衛局長、護衛処長、国務委員会の警衛局長をはじめとする各武力機関の主要指揮官、朝鮮労働党朝鮮人民軍委員会執行委員会の委員、党中央委員会の幹部が参加した。金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長の姿も見られる。

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金正恩氏は、「共和国武力の主要指揮メンバーが党と革命、祖国と人民に対して担った崇高な使命に限りなく忠実であり、チュチェの革命偉業の最終的勝利のために党に従って遠くて険しい革命の道を変わることなく最後まで行く」と確信しながら、白頭山拳銃を授与した。