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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は19日付の論評で、南北共同連絡事務所爆破の原因は韓国側が作ったと強弁すとともに、金正恩党委員長と文在寅大統領の首脳会談が行われた2018年以降、韓国側に対して募らせてきた不満を列挙した。

論評は、16日に強行された爆破に対し、韓国側が強く反発したのは「盗人猛々しい行為の極み」だと非難。「われわれが、確固たる主敵観念を持って北南間の全ての接触テコを完全に遮断せざるを得なくした張本人は他ならぬ南朝鮮当局者らである」としながら、「もう一度これまでの2年間を顧みろ」として、次のように指摘した。

「民族共同の合意文のインクが乾く前に『韓米実務グループ』なるものに束縛されて北南間の問題をことごとく外部勢力に言いつけて承認だの、請託だのと哀願しながら奔走した鼻持ちならない行跡を嫌気がさすほど注視してきた。

表では非武装地帯の営所撤収、地雷除去を演出し、裏では外部勢力と結託した戦争演習を頻繁に行い、天文学的血税をかけて同族を狙った先端戦争装備を搬入したのも、他ならぬ南朝鮮当局である。

前線地帯での敵対行為の禁止を確約してからも、昨年に10回、今年に入ってだけでも3回も人間のくずのビラ散布行為を黙認、助長して甚だしく刺激したが、われわれは山ほどのごみの処理で疲れながらも、対抗ビラを飛ばそう、狂ったものの生息地を源泉的に懲罰しようと人民と人民軍将兵が立ち上がる時にも、民族の大義のために我慢できるほど我慢してきた。

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パンデミックによってわれわれの地上と海上、空中を全面封鎖した時期に、ありとあらゆるごみを前線地帯の上空に飛ばして防疫活動に重大な障害をきたしたことだけでも憤激することだが、あえてわれわれの最高の尊厳を冒瀆(ぼうとく)する千秋に許せない行為を放置してからも『自由』『人権』のほらを吹いて言い逃れしようとするずうずうしい行為にこれ以上、慈悲を施すわけにはいかない」

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そのうえで論評は「南朝鮮当局者は、われわれが取る全ての措置が犯した罪の代価に相応し、当然な懲罰であることを銘記し、北南関係悪化の責任を転嫁しようとするほらを取りやめなければならない」と強調した。