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北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長は14日、エスパー米国防長官が来月に予定されている米韓合同の航空演習の規模を縮小する可能性を示唆したことを歓迎する談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

エスパー氏は韓国訪問を控えた13日、「米国と北朝鮮が交渉の席に着くことを可能にし、問題解決を前進させる、あらゆることに柔軟に対応する」と発言。これに先立ち、北朝鮮は演習に強く反発する談話を出していた。

(参考記事:「米朝関係が破綻の危機」北朝鮮、米韓演習を非難

対韓国窓口機関・朝鮮アジア太平洋平和委員会委員長の名義で発表された金英哲氏の談話は、「米国防長官の今回の発言がトランプ大統領の意中を反映したものだと信じたいし、朝米対話の動力を生かそうとする米国側の肯定的な努力の一環として評価する」と表明。

ただ同時に「もし、これがわれわれの純真な解釈に終わり、われわれを刺激する敵対的挑発があくまでも強行されるなら、われわれはやむを得ず、米国が対処しがたい衝撃的なよう懲で応えざるを得なくなる」と警告した。