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先月28日に旧正月を迎えた北朝鮮。「一年の計は元旦にあり」というが、北朝鮮では多くの人々が「ソーラーパネルの購入」を今年の目標にしていると、両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋が伝えた。

電力事情が極めて悪い北朝鮮の地方都市で、電気を安定的に利用するために欠かせないのが、ソーラーパネルだ。

恵山(ヘサン)の農民市場では、30ワット用が23万5000北朝鮮ウォン(約3050円)、50ワット用が30万北朝鮮ウォン(約3900円)で売られている。コメに換算すると56キロ、72キロ分に相当し、北朝鮮の庶民には手の届きにくい価格だ。

そのため、ソーラーパネルのある家に行って、手間賃を払ったり、食べ物をおすそ分けしたりして持参した電子機器などの充電をさせてもらうのだが、頻繁に頼むのは気まずい。