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北朝鮮で、36年ぶりの朝鮮労働党第7回大会が9日、閉幕した。その直後から、大会を盛り上げるために町中の至る所に掲げられていたポスターやスローガンが、あっという間に消え去ったという。一体、どういうことか。

現地取材班は「ポスター、スローガンの撤去」をとらえた!

中朝国境を取材するデイリーNK取材班は、党大会閉会の翌日10日、両江道(リャンガンド)恵山(ヘサン)市の様子を、鴨緑江の対岸の中国吉林省長白県から観察した。その結果、市内に掲げられていた朝鮮労働党旗、党大会を祝うポスター、スローガンが書かれた看板などが、すべて撤去されていることが確認された。(下の写真)

10日に中国長白県から撮影した北朝鮮の恵山市。前日まで掲げられていた労働党の旗がすべて撤去されている(画像:デイリーNK)
10日に中国長白県から撮影した北朝鮮の恵山市。 前日まで掲げられていた労働党の旗がすべて撤去されている(画像:デイリーNK)

両江道(リャンガンド)のデイリーNK内部情報筋も、プロパガンダポスターの撤去を確認しながら、街の様子を伝える。