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北朝鮮で第6回党細胞書記大会第3日会議が行われ、金正恩総書記が結語を述べ、閉会を宣言した。朝鮮中央通信が伝えた。

金正恩氏は閉会の辞で「『苦難の行軍』を行うことを決心した」と述べた。

「苦難の行軍」とはもともと、北朝鮮公式の歴史において、故金日成主席が抗日パルチザンを率いていた1930年代に、日本軍の討伐を回避しながら行ったとされる行軍を指す。朝鮮労働党は1990年代後半に襲った未曾有の食糧難において、この言葉を難関克服のスローガンとして掲げた。金正恩氏は再度「苦難の行軍」を強調することで、党や国家の結束を呼び掛ける意図があるようだ。

第3日大会では前日に続き、各分野の党細胞書記が討論した。討論では、「党細胞を強化するための手配と掌握・指導活動を綿密に行えなかった問題と党の指導業績を通じた教育活動を実質的に行えなかった問題、革命的大衆観点が正しくない問題」などの欠点が批判、総括されたという。

続けて、金正恩氏が結語を述べた。同氏は細胞書記らの努力を高く評価しながらも、「一部の党細胞の活動に内在している主要な欠点」について指摘したという。

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また、「党細胞に提起される10の重要課題と細胞書記が身につけるべき12の基本品性を提示し、細胞活動を助けるための各級党組織の課題」を明らかにした。

そのうえで、「党細胞を人間的に固く団結した健康で血気旺盛な細胞につくることに全身全霊を打ち込むことで、わが党を組織的・思想的によりしっかり固め、社会主義建設の新しい勝利に向けた全人民的大進軍を力強く促す」と強調した。

大会では、党総書記の表彰状が模範的な党細胞書記たちに授与された。

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最後に、金正恩氏が閉会の辞を述べた。金正恩氏は「自己の党を守るために数十年間もあらゆる苦難に耐えてきた人民の苦労を今は一つでも軽減し、人民に最大限の物質的・文化的福利をもたらすために、私は、党中央委員会から始めて各級党組織、全党の細胞書記がより厳しい『苦難の行軍』を行うことを決心しました」と強調した。