北朝鮮版「振り込むな詐欺」のあの国ならではの特徴

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警察庁の調べによると、2018年の特殊詐欺(オレオレ詐欺などの振り込め詐欺)の認知件数は計1万6493件に達した。様々な対策が功を奏したのか、4年連続で減少している。一方で、韓国の金融監督院の調べによると、同国内における2018年の振り込め詐欺の被害者数は4万8743人で前年比で5割以上増加した。

北朝鮮でももちろん詐欺事件は起きているが、オレオレ詐欺のような事件は無縁のように思われてきた。しかし、最近では携帯電話を使った詐欺事件の被害の事例が急激に増えている。北朝鮮におけるこうした詐欺事件には、犯人が当局者を騙って被害者を恐れさせ、信用の低い銀行の利用を避けて「受け子」を利用するという特徴がある。

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国際社会による制裁で経済の疲弊が進み、治安も悪化。当局は手控えていた公開処刑を再び始めるなど犯罪の抑え込みに躍起だが、効果は限られているようだ。

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平安北道(ピョンアンブクト)のデイリーNK内部情報筋が伝えた詐欺事件の顛末は、次のようなものだ。