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人権問題を扱う国連総会の第3委員会は14日、ニューヨークの国連本部で会合を開き、北朝鮮における人権侵害を強く糾弾し、ただちに止めることと状況の改善を求める内容の決議案を採択した。決議の評決を求めた国はなく、事実上の全会一致での採択となった。

今回の決議案では、北朝鮮では長年にわたり組織的かつ広範囲で人権蹂躙が行われていると批判し、これらの人権侵害行為が処罰されていないことを糾弾する内容が盛り込まれた。

また、「北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)」が2014年の報告書で指摘した拷問、非人道的待遇、強姦、公開処刑、非司法的で恣意的な拘禁、処刑、適法な手続きと法治の欠如、連座制の適用、強制労働などの各種人権侵害行為に改めて言及し、深刻な懸念を表明した。