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「2010年頃から視力が1.5から0.8に落ちた。疲れやすく不眠に苦しめられている。心臓が痛く、つかみ出したくなるほどだ。(北朝鮮で)病院に行ったら『幽霊病』だと言われた」 (2回目の核実験実施まで吉州に住んでいた脱北女性)

吉州の中心から核実験場までは40キロ以上離れており、山に遮られている。しかし、吉州を流れる南大川(ナムデチョン)の源流が核実験場のそばにあるため、水を通じて汚染されているという噂が絶えない。当局はそれを抑えようと様々な対策を取っていると米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えている。

現地の情報筋がRFAに語ったところよると、北朝鮮当局は吉州郡と化成(ファソン)郡を統制区域として指定し、部外者の立ち入りを禁止した。「わが国の核技術を盗み出そうとするスパイ、敵対分子の策動を防ぐ」ことを理由に挙げている。