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北朝鮮の金正恩党委員長は昨年、「反共和国(北朝鮮)謀略勢力を、手段と方法を問わずに捕らえよ」との指示を出した。これを受けて、国家保衛省、偵察総局、人民保安省(警察庁)などは、脱北者家族の懐柔から拉致などの強硬手段までを動員し、脱北者の連れ戻しに躍起になっている。

韓国で活躍していた脱北タレント、イム・ジヒョンさんが北朝鮮に戻り、プロパガンダメディアに登場し、韓国社会に衝撃が走った。

最近では60歳のチュ・オクスンさんが、北朝鮮のプロパガンダメディア、わが民族同士に登場した。チュさんは「人間ならば住みたくなくなるのが南朝鮮(韓国)」だと思い、今年7月に帰国したと述べた。また、脱北タレントが出演するバラエティ番組に自分の姪がチュ・チャニャンという名前で出演しているとも述べた。

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