人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は20日、国際社会による経済制裁が子どもや女性を苦しめる「明白な人権蹂躙行為」であるとする「朝鮮制裁被害調査委員会」(以下、被害調査委)のスポークスマン談話を配信した。談話は、例えば次のように述べている。

「国連機関の協力資金の送金ルートが遮断され、(中略)UNICEFとUNFPAなどが子どもと女性の健康保護・増進のために購入、提供する結核診断用移動式レントゲン設備と試薬、マラリア蚊殺虫剤、出産援助用医療機器の納入が不当なさまざまな口実の下で販売地と経由地で数カ月ずつ遅延し、多剤耐性結核患者の診断に必要な試薬は2017年から全く納入されていない」

数十万人の犠牲

北朝鮮の医療が劣悪な状態にあるのは、今に始まったことではない。