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中国の公安当局は、北朝鮮から危害を加えられるおそれがあるとして、中国の一部地域に在住する韓国人に対して一時帰国を勧告した。韓国の聯合ニュースが報じた。

拉致計画も

韓国外務省関係者は、この事実を確認した上で、対象地域に住む韓国人のうち、5人は既に中国から出国し、残りも該当地域から一時的に離れたり、早急な帰国を検討したりしていると語った。韓国の朝鮮日報によると、勧告を受けたのは遼寧省丹東の韓国人会会長、前会長、牧師、宣教師など10数人だ。

ある在中韓国人は、公安当局者から「18日から始まる共産党大会が終わるまで出国しておくのがいいだろう」と言われたが、出国を強いるレベルではなかったと述べた。一部の人は地域の派出所に呼び出され勧告を受けたが、どのような危機が迫っているのかについては教えてもらえなかったという。