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北朝鮮当局が住民に配給する食糧が、国連が推奨する量の半分まで減少したと、米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)が報じた。

VOAは、国連世界食糧計画(WFP)の資料を引用し、北朝鮮当局が先月、住民に配給した食糧は1日1人あたり300グラムまで減ったと報じた。これは、北朝鮮当局とWPFがそれぞれ定める1日1人あたりの配給目標である573グラムと600グラムに遥かに満たない量だが、2011年以降で最も少なかった2014年8月の250グラムほどではない。

北朝鮮経済を研究する米ジョージタウン大学のウィリアム・ブラウン教授は、収穫の遅れや国際社会からの支援の減少が配給量の減少の原因と見ているが、同時にこれが必ずしも食糧不足を意味するわけではないと説明した。