経済制裁が強化されるほど商人が儲かる仕組みだが、それはクーポンが飛ぶように売れる外貨稼ぎ機関も同じだ。政府が発行するクーポンの量が減る一方、調達力のある外貨稼ぎ機関は相当量のガソリンを備蓄しているため、次から次へとクーポンを発行し、闇市場に流している。

クーポンは、外貨代わりにレストランでの支払いでも使用できる。両替商に持ち込めば現金化も可能だ。そのため、「平壌市の幹部にワイロを渡すならガソリンクーポンが良い」というのが最近の風潮だという。