「喜び組」部門の人材しか信じられなくなった金正恩氏

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

また頻繁に海外に赴き、資本主義経済の実情もよく目にしていた張氏は、北朝鮮経済を開放に導くだろうと期待する向きもあった。本当にそうなっていれば、現在のような「核危機」は訪れなかったかもしれない。

ところが正恩氏は、叔父の生命とともにそのような期待を葬った。それ以降、北朝鮮がどのような道を歩んでいるかについては、ここで説明するまでもないだろう。

では、現在の北朝鮮指導部の人事には、どのような特徴が見られるのか。最近の国営メディアの報道を見ると、核・ミサイル部門の幹部らの重用ぶりが目に付く。