米国務省が先月27日に発表した世界各国の人身売買に関する報告書によると、北朝鮮は5万人から8万人の労働者を海外に派遣しているが、劣悪な労働環境、長時間労働、賃金の遅配、未払いなどで、国際的な人権問題となっている。

一方、こうした一連の問題は、北朝鮮でも広く知られるようになった。そのため、新たに労働者を募集してもなかなか集まらなくなっていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じている。

(参考記事:ロシアW杯の裏に「残酷物語」 北朝鮮労働者が受ける虐待

強制売春も

平壌の情報筋によると、朝鮮労働党39号室系の大興(テフン)管理局に属する外貨稼ぎ機関は最近、海外で働く労働者を募集するために、公共の場所にポスターを貼り出した。ところが、応募してきたのはわずか数人だったというのだ。