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過去には、2011年の2,706人から2012年の1,502人と急減したことがあった。その後、2015年の1,276人から2016年の1,414人と増加したが、今年に入ってまた減少傾向が表れている。

脱北者が減少した大きな原因は、金正恩党委員長が脱北行為を非常に警戒していることにある。しかしそれでも、脱北行為を完全に防ぐことはできない。

ただし、統一省の数字からは北朝鮮当局の措置に、ある効果が出ていることがわかる。また、アジアプレスによると、北朝鮮当局は、朝中国境の豆満江と鴨緑江沿いに既に設置していた鉄条網に高圧電流を流し始めたという。現地住民たちは「もう中国への越境は不可能だ」と嘆いているとのことだ。