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韓国の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)の調査によると、ロシアに滞在する北朝鮮労働者の数は2016年末で4万人を超えた。彼らの多くが劣悪な環境で働かされ、労災事故が頻発している。人権侵害とも言える現状に批判の声が上がる中、40代の北朝鮮労働者が火災で死亡した。

ロシア・サンクトペテルブルクのオンラインニュースサイト、フォンタンカによると、市内ソビエツキー通りのマンション建設現場で17日早朝(現地時間)に火災が発生。建設現場内の宿舎の焼け跡から遺体が発見された。

遺体は48歳の北朝鮮労働者であると当局により確認された。当局はこの労働者が逃げ遅れたものと見ているが、殺人の可能性も含め捜査を行っている。

一方、極東のハバロフスクでは建設現場の事故で北朝鮮労働者3人が重軽傷を負った。