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人身売買で自分を買った中国人の夫や家族。憎むべきはずの彼らとの間にいつしか情が芽生え、正式に籍を入れることを考えるようになった。そして、結婚に必要な韓国国籍を得るため、そして息子に会うために韓国へと向かった。

しかし、韓国社会は彼女にとって夢の国ではなかった。

飢餓、貧困、人身売買、裏切り。次々と襲いかかる不条理に翻弄されつつも、力強く生きるマダム・べーの姿を描いた同作品は2016年、モスクワ国際映画祭とチューリッヒ国際映画祭の最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞している。