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北朝鮮には、独裁体制を肯定するための、あらかじめ当選者が決められた偽物の選挙しかない。そこで、韓国で生まれて初めてまともな選挙で投票を行う人々の、喜びの言葉が伝えられるのだ。

韓国の公共放送KBSは、昨年10月に韓国にやって来た脱北者、カンさんの声を伝えた。「初めてのことだからドキドキする」と語るカンさんは「国民のために奉仕し、身を粉にして働くという候補の姿を見て、自由意志で候補を選択する投票を実際に経験して、民主主義がいかに大切かがわかった」と述べた。

また、東亜日報系のテレビ局、チャンネルAの脱北者バラエティ「いま会いに行きます」に出演しているチェ・ジュヨンさんは「意中の候補に投票して大統領を自分で選ぶ民主主義社会で、真の市民になりとても光栄に思うが、何だか不思議な感じもする」と述べた。

一方、地方紙の光州日報は、脱北者のキム・ヨンナムさんが当選者に望む言葉を伝えている。