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AP通信や中国中央テレビは先週、北朝鮮の平壌でガソリンの販売制限が始まり、価格が高騰していると報じたが、その影響が時間差で地方にも広がっているもようだ。

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平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋によると、全国的な交通と流通の要衝である道内の平城(ピョンソン)市では、隣接する平壌からワンテンポ遅れてガソリン価格の高騰が始まった。

体制不信も

先月27日、同市内でそれまで8350北朝鮮ウォン(約109円)だったガソリン1キロ(1.34リットル)の価格が1万7625北朝鮮ウォン(約229円)まで上がった。その後、今月2日の時点で1万4800北朝鮮ウォン(約192円)まで下がったものの、依然として高止まりした状態だ。