北朝鮮「虐殺博物館」の見学キャンペーンで反米教育

朝鮮半島情勢の緊張が高まる中、北朝鮮当局は反米思想教育を強化している。黄海南道(ファンヘナムド)のデイリーNK内部情報筋によると、最近、信川(シンチョン)博物館の見学者が急増しているという。

黄海南道の信川郡に位置するこの博物館は、朝鮮戦争中の1950年10月に起きたとされる「信川大虐殺」の資料を展示しているもので、外国人観光客にも開放されている。

北朝鮮当局は信川大虐殺について、北進していた米軍が、同郡の人口の4分の1にあたる3万5000人を殺害したと主張している。一方、韓国の保守団体はこの事件を「信川10.13反共義挙」、つまり共産主義者への抵抗運動だと主張し、今でも毎年慰霊祭を行っている。