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当局は、今回の事件を見せしめに利用し、国境警備隊の規律の粛正を図ろうとしているものと思われる。隊員全員が集まる朝礼で「国境を警備する立場を忘却し、カネを受け取り反逆行為に加担、または同調する者はたとえ誰でも容赦しない」との当局の方針が伝えられたという。

しかし、密輸、送金、脱北幇助から得られる莫大な利益を国境警備隊が手放すことはないだろう。ほとぼりが冷めれば、また違法行為が再開すると見られる。