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ロシアや中国の華北、東北、内陸部の都市部には、地域熱供給システムが導入されている。このシステム、火力発電所で発電の際に生じる排熱で温められた水が、地域全体に張り巡らされたパイプで各戸に供給される。

家に設置されたラジエーターにお湯を通して部屋を暖めるが、スチーム暖房なので、温度も湿度も快適に保たれる。

このシステムは、旧ソ連では1930年代から、中国では1950年代から導入が始まった。詳しい経緯は不明が、平壌市内のマンションにも1950年代から導入された。しかし、この快適なシステムがアダとなり「平壌の人々は寒さに震えている」と平安南道(ピョンアンナムド)のデイリーNK内部情報筋が伝える。