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中東のオマーンが、自国内で働いていた北朝鮮労働者を全員帰国させていたことが判明した。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

韓国の大韓貿易振興公社(KOTRA)が作成した報告書「オマーン・北朝鮮交易動向および政治懸案」によると、昨年までの最盛期に300人以上いた在オマーン北朝鮮労働者が、12月現在で0人となっているのが確認されたという。

理由について報告書は触れていないが、米国の経済誌フォーブスは12月23日号で、オマーンと中国が、国内の労働規定に違反したとの理由で、北朝鮮労働者800人を追放したと伝えている。また、カタール、シンガポール、クウェートも労働ビザの発行を減らす形で、労働者の数を徐々に制限している。