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石川県の能登半島の沖で、漂流している木造船が発見された。

第九管区海上保安本部によると、20日の午前11時頃、能登半島の猿山港の北の海上で、木造船が漂流しているのが発見された。現時点で、詳しいことはわかっていない。

日本海側では昨年から木造船の漂流、漂着が相次いでいる。

能登半島では、昨年11月に輪島市の沖合で木造船3隻が漂流しているのが見つかり、船内から男女4人の遺体が発見された。また、先月29日にも珠洲市の沖合で木造船が発見されている。漂流、漂着は日本海側の全域に広がっている。

10月17日と18日には、青森県の深浦町と佐井村の沖合で、先月30日には京都府舞鶴市の岩場で木造船が発見されている。舞鶴に漂着した船からは、白骨化した9人分の遺体が収容された。佐渡島の沖では今月17日にも木造船が発見され、船内から白骨化した遺体が2体収容された。

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共同通信の調べでは、10月以降だけでも16隻の木造船と27人の遺体が発見されている。船体のハングル表記、遺留品などから、いずれの船も北朝鮮のものと思われる。

北朝鮮当局は漁業奨励策を取っているが、無理なノルマ設定に加え、ろくな装備を搭載していない漁船が海難事故を起こす事例が多発している。今月11日には、北朝鮮の漁船3隻が韓国の海洋警察に救助されたが、3ヶ月も漂流していたことが明らかになっている。