足元のカネを掘れ!…「イチゴ栽培」で儲ける北朝鮮の人々

北朝鮮の人々が自発的に作りだした市場経済、いわば「草の根資本主義」は当局の黙認の下に進化発展を続けている。大人はもちろん、中学生ですら商売に乗り出すなど、「全国民の市場化」と言っても過言ではない状況だ。

そんな北朝鮮で最近流行している言葉が「飛ぶカネより、足元のカネを掘れ」。つまり、密輸、買い占め、車を使った移動販売などで一攫千金を狙うのではなく、ポテンシャルのある手堅い商売を狙えという実に現実的な発想から来る言葉だ。

私有財産が法的に保護されていない北朝鮮では、投機的な商売よりも、製造業などの確実な商売で、着実に儲ける方が安全だというのだ。そこで最近人気を集めているのが、温室を使った野菜や果物の栽培。中でも人気があるのはイチゴ。