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北朝鮮が主導する国際テコンドー連盟(ITF)は、テコンドーの精神を象徴的に示す人物として、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王にテコンドーの名誉9段証を授与したという。ITFのジョージ・バイタル広報官が26日、米政府系のボイス・オブ・アメリカ(VOA)との電話インタビューで明らかにした。

バイタル氏によると、先月4日にバチカン市国のサン・ピエトロ広場でマザー・テレサを聖人として推戴する儀式が行われた際、北朝鮮のリ・ヨンソンITF総裁の委任を受けたアドルフォ・ビラヌエバ副総裁が、列聖式を執り行ったローマ法王に名誉段証を直接授与した。

ITF名誉段証は、テコンドーの発展に大きく貢献した、またはテコンドー精神を実装した人物に与えられるという。

バイタル氏は、ローマ法王はテコンドーの基本精神であるマナーと誠実、忍耐、自制、不屈の精神を世界の人々に象徴的に示した存在として、最高段位である名誉9段が授与されたとVOAに説明した。