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北朝鮮が今月2回にわたり、平安北道(ピョンアンブクト)亀城(クソン)のバンヒョン飛行場から発射(いずれも失敗)したミサイルについて、米韓当局が発表した中距離弾道ミサイルのムスダンではなく、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の「KN-08」であった可能性が指摘されている。

26日付の米ワシントン・ポストによると、米ジェームズマーティン不拡散研究センター(CNS)のジェフリー・ルイス東アジア担当局長は、バンヒョン飛行場を撮影した商業用衛星写真を分析。ミサイル発射試験で生じたと推定される地表の燃えた跡が2カ所見つかったが、「これらの痕跡の大きさは、これまでに見られたムスダンの発射跡よりもはるかに大きい」という。

ルイス氏はこれを根拠に、北朝鮮がKN-08の発射を試みた可能性を指摘する一方、「異常に大きな爆発のためにミサイルの移動式発射台(TEL)も破壊された可能性がある」と説明した。