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北朝鮮の金正恩第一書記は、幹部を中心に無慈悲な粛清政治を続けている。今年1月には、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)総参謀長の李栄吉(リ・ヨンギル)氏が姿を消し、粛清、もしくは処刑されたと見られている。昨年には、玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力相(国防大臣)が高射砲におって銃殺刑に処されるなど、その無慈悲な粛清・処刑ぶりは、とどまることを知らない。

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金正恩氏は、幹部達に対する恐怖政治を強化する一方、一般庶民に対する処刑や統制は緩和していると言われることもあるが、決してそうではない。