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北朝鮮が、海外派遣労働者の応募条件を緩和したと米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。統治資金の確保のために、海外派遣労働者の数を増やそうという狙いが背景にあると見られる。

平安南道(ピョンアンナムド)の情報筋によると、以前は未婚男性や非労働党員は海外派遣労働者に応募できなかった。非党員はそもそも信用できず、未婚男性は、北朝鮮国内に家族、つまり「脱北防止用の人質」がいないため不安だというのが、その理由だ。

今回の応募条件緩和で、海外労働の希望者が以前よりさらに増えているという。一流大学を出ても儲かる仕事につけないことから平壌の一流大学出身者でさえも海外労働を希望するとのことだ。

海外ではたらくためにワイロも

平壌より条件の悪い地方では、海外派遣労働者募集に希望者が殺到している。