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アメリカの宗教関連統計サイトである‘アドヘレンツ・ドットコム’(adherents.com)が7日に北朝鮮の主体思想を宗教に規定して、追従者の規模は世界10大宗教に入るという統計資料を発表した。

アドヘレンツドットコムは、最近サイトに載せた‘信徒数による世界の主要宗教’という統計報告書で、北朝鮮の主体思想を宗教として分類し、規模は信徒数が1千9百万人で世界第10位の宗教であると明らかにした。

このサイトは‘主体’を宗教に分類した理由として、“主体思想は北朝鮮が他の宗教を排斥しているという観点から、単一の政府主導の思想”と説明し、“1950年代に始まった主体思想は、北朝鮮政府によって教育内容に盛り込まれて普及したが、社会文化的な観点から、明らかに一つの宗教”と主張した。

更に、“ユダヤ教徒やジャイナ教徒よりも、主体思想を追従する人々は確かに多い”と述べ、“主体思想は多くの追従者を保有しており、彼らの生活に多くの影響を与えていて、他の宗教システムとも差を見せる独特の宗教だ”と強調した。

このサイトは“主体思想は様々な点で、中国のマオイズムや旧ソ連時期の共産主義より、一層宗教に近いことは明白である”と付け加えた。

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これに対して脱北者のキム・ヨンジュン(仮名)氏は、”北朝鮮の主体思想を信奉する人は、最近はほとんどいない”と述べ、”食糧難以後、金正日や主体思想に対して民心が大きく背を向けたことを反映できてはいないようだ”と語った。更に、”主体思想が旧教ならば、先軍思想は新興宗教と言えるだろう”とも述べた。

アドヘレンツ・ドットコムは全世界の4千300以上の宗教団体に対する、4万3千件以上の信徒数関連統計引用資料を持っている。

アドヘレンツ・ドットコムは今回の統計結果について、各宗教団体の報告と、各国が定期的に発表する人口統計資料、統計のサンプリングを通じた調査、間接資料を根拠にした推定、現場の実体調査などを基に、こうした結論に至ったと明らかにした。

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報告書によると世界最大宗教は21億人が信仰しているキリスト教であり、2位は13億人の信徒がいるイスラム教、3位は何らの宗教も持っていない‘無宗教’で、その数は11億人に達する。

続いてヒンズー教(9億人)、儒教など中国の伝統宗教(3億9千400万人)、仏教(3億7千600万人)、原始土着宗教(3億人)、アフリカの伝統宗教(1億人)、ヒンズー教から分離したシーク教(2千300万人)、主体(1千900万人)などが、4位から10位に入った。