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今年8月、北朝鮮東海岸の羅先(ラソン)経済特区は水害で大きな被害を受けた。金正恩第1書記は「被災者のために市内先鋒(ソンボン)地区の白鶴洞(ペッカクトン)に1300棟の住宅を建設せよ」との指示を出し、今月初めに住宅は完成。金正恩氏も現地に訪れて入居式が行われた。

20150918労働新聞金正恩羅先訪問
9月18日に被災地を訪れた金正恩氏

テントで避難生活を強いられていた被災者たちは、「テレビなどの家具や、かまどまで完備された家をタダでもらえるなんて」と喜んでいたが、その喜びも束の間。今では「家のことで頭が痛い」と複雑な表情を見せている。一体、何が起きているのか。