韓国の国家情報院は13日、北朝鮮の玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長が先月30日に公開銃殺されたと国会に報告した。報告によれば、銃殺には「高射砲」が用いられたと言う。

【参考記事】玄永哲人民武力部長を粛清か

人体が「ミンチ」に

対空火器として使われる高射砲には様々な種類がある。今回言及されているのは、写真のように口径の大きい機関銃や機関砲を束ねたタイプのものであると思われる。

高射砲は、昨年10月に北朝鮮で行われた公開処刑でも使用されたと言われている。銃殺現場の衛星画像を分析した専門家によれば、その際に使用された高射砲は14.5mm口径の重機関銃4丁をひとつにまとめた「ZPU-4」であるとされる。

【参考記事】北朝鮮の公開処刑、衛星写真で確認…アジアプレス報道と時期・場所が符合

14.5mm口径の銃弾は威力が大きく、通常は人間に対してよりも、軽装甲の車両やコンクリート塀などの遮蔽物を貫通・破壊するのに用いられる。

事情通は「1発でも当たれば、人体の一部が吹き飛ぶ。発射速度の速い機関銃で打てば、粉々になり原形をとどめないだろう」と話している。

【関連記事】 恐怖政治の流行語 「モヤシ頭」とは?