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韓国国防省は8日、北朝鮮が7日午後に平安南道(ピョンアンナムド)平原郡(ピョンウォングン)花進里(ファンジリ)一帯から、KN-06と推定される地対空ミサイル2発を西海(黄海)に向けて発射したと明らかにした。

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北朝鮮のKN-06のベースになったとされる、中国のHQ-9地対空ミサイル。

ミサイルは西部平安南道で移動式発射車両から発射され、約100キロ飛行したもよう。

北朝鮮は2日と3日にも連続で短距離ミサイル5発を西海に向けて発射しており、今月に入って早くも3回目となる。

韓国軍当局は、アシュトン・カーター米国防長官の訪韓期間(9〜11日)に合わせ、北朝鮮が東側(日本海側)と西海側の両方でミサイルの同時挑発を敢行する兆候が高いと見ている。

今回発射されたと見られるKN-06は、中国のHQ-9(紅旗9)を模倣した開発されたと言われる。北朝鮮の兵器では新型の部類に入り、繰り返し発射が行われている。