連載・日本の対北朝鮮情報力を検証する/外務省編(中)

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北朝鮮の拉致問題や核問題は、日本にとって最も緊要な外交課題のひとつだ。それなのに、外務省の対北朝鮮部門は「ひ弱」なまま放置されてきた。

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その原因は、外務省独特の組織構造とキャリアパス(出世の仕組み)にある。

日本の外務省は約2300人が勤務する本省と、約3500人が勤務する大使館や領事館などの在外公館によって成り立っている。そして、各国に駐在する在外公館の人員数は、その国が日本外交にとってどれほどの重要度を占めるかによって変わってくる。

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しかし、北朝鮮は例外だ。重要な外交課題の相手国ではあっても、日本は北朝鮮を国家承認していないため、大使館などを置いていない。

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