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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は8日、従軍慰安婦問題をめぐり「性奴隷犯罪は絶対に覆い隠せない厳然たる歴史的事実」と日本を非難する論評を配信した。

論評は、日本の「女たちの戦争と平和資料館」(東京都新宿区)が、慰安所の所在地を示した「日本軍慰安所マップ」を10年ぶりに改訂し、ウェブサイトで公開したことを取り上げ、「侵略戦争を繰り広げて働いた性奴隷犯罪は政府と軍部によって国家的・組織的に、系統的に強行された古今東西にあったことのない特大型の反人倫犯罪であった」と非難した。

さらに、「性奴隷の主要補給地、源泉地として朝鮮を定めた日本は乙女はもちろん、夫と子息のある女性、はては11歳の未成年少女まで、合わせて20万に及ぶ朝鮮女性を拉致、誘拐してさまざまな恥辱を与え、証拠隠滅のために集団虐殺する鬼畜のような蛮行もためらわなかった」と非難した。

そのうえで、日本に対して「今からでも正しい道を選択しなければならない。その選択の初の順序は、過去清算である」と強調した。