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北朝鮮の金正恩党委員長の側近、李洙墉(リ・スヨン)朝鮮労働党副委員長が29日、訪朝したロシア下院(国家会議)政党連合代表団と会談した。朝鮮中央通信が伝えた。

代表団はロシア共産党のタイサエフ書記が団長を務め、与党・統一ロシアからも参加しているもよう。

同通信によれば、李氏は会談で、大陸間弾道ミサイル「火星15」型の試射成功に関する北朝鮮政府声明を伝え、「ロシアが朝鮮半島と世界の平和と安全を守り抜くためのわれわれの努力に対して正しい認識を持つことについて強調した」という。

これに対しロシア側は、「朝鮮半島問題は平和的方法で解決されなければならないということと、朝鮮に反対する米国とその追随勢力の侵略政策を断固と糾弾するロシアの主要政党の立場を表明した」としている。